八戸市学校薬剤師会 委員会紹介

 

   尿検査委員会 委員長 河野達雄

当委員会は、児童の健康の指標の1つとしてまた病気の早期発見の為

市内近郊を含め幼、小、中、高、大学生の尿検査におけるスクリーニ

ングを目的とし会員の集団的活動として実施している委員会です。 

 

   プール検査委員会 委員長 細越之夫

学校環境衛生の基準を指標として、プールの水質及び施設・設備・

入場者の管理状況等について、検査と指導をおこなっております。

その対象は、当地域の小・中・高・高専等の学校プール57プールと

市民プール等の学校外プール7プールの合計64プールで、7月中旬頃

から8月下旬頃の間に、1プール当たり23回の検査と指導を実施し

ております。 その際、プール本体の水質は勿論のことですが、特に

腰洗槽を重要視して実施しております。

 

   ぎょう虫卵検査委員会 委員長 伊藤宏彰

当委員会は、児童の健康指標の1つであるぎょう虫卵の早期発見の為

に検査をしています。市内近郊を含め幼稚園児及び小学校1,2,3年生を

対象としています。検査は主に顕微鏡による検鏡で行なわれており、

とても目が疲れます。八学薬の試験室で会員が一同に会して検査して

おりますが、会員のコミュニケーションの場になっております。

 

   一般環境検査委員会 委員長 石村恭一

当委員会は、学校内特に教室内の環境の検査を主に行う委員会で、

 普段学童の居る教室の、湿度、室温、二酸化炭素、照度、照明の状態

 及び水道水の水質などの項目で検査をしております。最近の検査結果

 では、二酸化炭素の濃度や照明の状態が基準に満たない学校もかなり

 あり、普段の環境が勉強に影響のある可能性も高くなります。

 そのため、当委員会の検査が重要と考えます。

 

○給食検査委員会 委員長 佐々木厚夫

 学校環境衛星基準に従い、学校給食の食品衛生を状況の検査を通じて

 安全性の高いものとし、児童生徒の健全な発育に寄与し、また事故等

 の防止を目的としている。

 検査時期:食中毒防止月間に指定されている9月

 検査場所:市内給食センター及び市内給食実施校

 検査項目:水質、食器洗浄度、大腸菌群、食器消毒器、保存食の設備等

 

   全国学校保健調査委員会 委員長 小池智彦

当委員会は、毎年全国で行われている学校保健調査の集計、解析を行い

市教委に対して全国学校環境のデーターの提供と市内校におけるデーター

を通して、より良い環境作りを目指しております。

 

   学校砂場検査委員会 委員長 小池智彦

学校環境衛生において見逃されている場所に学校砂場があります。

学校砂場の衛生状況は、犬猫の糞尿汚染,細菌,虫卵等の衛生度が問題に

なっており近年,対策としてプールでの消毒に用いられている次亜塩素

剤の散布を行っております。砂場委員会では、消毒前後の砂場の衛生度

を検査、消毒指導を行っています。

 

○薬物乱用防止委員会 委員長 河野達雄

 近年、中高生による覚せい剤の乱用が急増しております。

 薬物乱用防止委員会では、平成9年閣議決定により「薬物乱用対策推進本部」

 が設置される以前より、薬物乱用防止に対する対策を立ち上げ、教師、生徒を

 対象とし、薬物乱用防止教室を高校、中学校において行っております。