中間報告前の企画案

中間報告はこれとは別に作成され9月中に県に提出されていますが、非公開扱いのためこの私案を公開することにします
  1. なぜ新しい祭りをつくるのか

     祭りは人。人が祭りをつくり、祭りの感動で人は生まれ変わる。

     人の心に靄(もや)がかかったようなこの時代に、人々はハレの衣装で祭りの場に集い、生まれた国の言葉で歌って踊り、若者も子どもも老人も心のバリアを解き放ち共に楽しむ。しかし、非日常は日常の裏返し。人々は祭りで出会い、ときめき、心を育み、祭りは日々の生活を豊かにする。そうして祭りは暮らしの中でふたたび生まれ、夢や希望を食べて育ち、自在に姿を変え、生き物となる。

     幾多の苦難から大きな発展を遂げたこの八戸の地で、縄文から流れる悠久の歴史と伝統が未来への予感と出会い、海と風と陸の道が交錯し、時空を超えて人々が世界中から集う。大地の響きと炎の躍動の中で、異なる文化がせめぎ合い、共鳴しあい、街は見たことのない混沌とした自由空間となる。いま新しい時代の幕開けに、停滞の殻を破って新しい文化が生まれようとしている。

     祭りは人々の創造性を引き出し、愛を育み、地域を新たな絆で結び、未知の世界を垣間見させる。しかしそれは人々の心の中にある姿そのもの。

     その姿は千差万別だが、その中に流れる想いは一つ。私たちはこの一瞬の貴重な出会いに感謝しつつ、その豊かな可能性を未来にふくらませるために、参加者一人ひとりが自由な自己表現のもとにつくりあげる新しい祭りをここに提示し、広く市民と共に育てたいと願う。

  2. 名称

    南部道楽千年祭(仮称) ←もう少し検討しましょう

  3. メインテーマ(2回目以降はテーマも一般公募)

    繋がる、変わる、響きあう

  4. 基本コンセプト

    ・この祭りは市民が主役です。どなたでも参加できます
    ・一人でも、何人でも、どういったグループでも参加できます
    ・祭りは参加者と観客一人ひとりが一緒になって楽しみ、共につくりあげることを基本とします
    ・祭りは踊りや太鼓を中心とした文化と食の大祭典ですが、その内容は参加者の自由な発想のもとに変化していきます
    ・この祭りには垣根がありません。狭い地域や既成の概念にもとらわれません
    ・街は巨大な遊び場(ステージ)となり、私たちの手で生まれ変わります
    ・祭りには「何か特別なもの」を持ち寄ってください。普通のものでは駄目です
    ・祭りを楽しみ、燃焼しつくしたら、そこから一粒の種を収穫しましょう
    ・その種を持ち帰って育てて下さい。そして、次の年には更に大きな実をみのらせましょう
    ・そして、この祭りで生まれた人と人との繋がりを広げていきましょう
    ・あなたも部屋から飛び出して、この祭りに参加しませんか

  5. 企画案
    1. 踊りと太鼓の大祭典
      1. 地域や全国の伝統芸能、ラテンダンスやフラメンコなどの世界の踊り、ヒップホップやストリートダンスまであらゆるダンスを一堂に会した踊りと太鼓の大パレード。生の太鼓や鐘などの打楽器を前面に打ち出し、次の世代への伝統文化の育成継承のみならず、新たな発見と、互いに衝突し刺激しあって変化(破壊と新生)をもたらす切磋琢磨の場とする。
        1. 地元素材:南部俵積み唄、八戸小唄、大黒舞い、虎丈様、なにゃどやらのうちいずれかを活かして展開させる(※)
          1. ※南部地域の踊りと異文化が出会う合宿
             南部手踊り、なにゃどやらや八戸小唄保存会、えんぶり(大黒舞い)、黒石よされ、沖縄エイサー、和太鼓、クラブダンス、バレエ、ダンス教室、民族舞踊(フォークダンス)などから10〜15名程度の少人数短期集中合宿を行い、それぞれの伝統と踊りを互いに教え合い、習い、その中で南部俵積み唄、八戸小唄、大黒舞い、虎丈様、なにゃどやらなどについて伝統をきちんと踏まえた上で展開の可能性を探る。もし上手くいかなくても、最低限互いの踊りと文化への相互理解が深まり、本番の祭りに結びつけることが出来る。
        2. 地元参加者(参加者の項目参照):各地域の伝統芸能、自由創作ダンスなど
        3. 招待:黒石よされ(踊り20名、囃子5名)、沖縄エイサー(太鼓+踊り20名、唄三線5名)、姉妹都市マニラからフィリピンの民族舞踊団25人(踊り男女10名、演奏5名)
        4. 企画、制作、プロデュースには外部スタッフも参加(地元出身者など)
      2. 一緒に歌って踊ろう・市民ワークショップ
      3. かがり火と熱狂のフィナーレ
        →街の明かりは全て消し、かがり火と松明の中で全ての参加者と観客が一体となる

    2. 大道芸とストリート・アート
      1. 個人からグループまで、表現形式も自由(スペースと時間だけ配分)
      2. 観客がテーマに沿って自由に描いたり創ったりするアート
      3. 街を飾ろう、街を造ろう(アイデア公募)
         街の装飾(各地の織物など)、デザイン、ライティング、etc.
         →きれいな街、人と自然が共存する街づくり

    3. モニュメントとミニ山車制作部門
      1. シンボルモニュメント(公募)2つ:長根と公会堂前
        →例)巨大氷ピラミッドなど
      2. ミニ山車制作(各団体)
        →踊りと一緒に運行、サイズと制作費の上限あり、その他の制約なし

    4. 仮装と出会いのイベント
      1. 観客の仮装コンテスト、人気投票、ネット投票 <全年齢層>
      2. 出会いの神さまと出会いのイベント、ピンクの鳥居、占い、神輿、etc. <若者>
      3. 赤ちゃんを探せ(赤ちゃん×高齢者大集合)、赤ちゃん関連イベント&展示 <乳幼児と両親、高齢者>
      4. レトロ倶楽部(年代別の八戸の懐かしグッズと遊び、巡り会い) <中高年>

    5. 食と市
      1. 飢饉(ケガチ)と飽食の大屋台ストリート
        →南部地域の食材、物産と地酒、地ビール、南部弁でおもてなし
        →踊りの出場者の地元を中心とした、世界の食と文化
      2. 一人一芸スペース
        →フリマ、リサイクル、美容師、ネイルアート、仮装、工芸、etc

    6. 市民芸術文化祭
      1. ライブステージ、Rock & Jazz フェスティバル
      2. はちのへ映画祭、合同発表会、美術展、写真展、etc.

  6. 参加者
    1. 地元・南部地域の市民と県内外、海外からの参加者、乳幼児から高齢者、障害者や不登校児、学校や地域単位の参加、個人や少人数のグループなど、どのような形態での参加も可能
    2. 観光客と参加者を区別しない(参加者としての観光客)
    3. インターネットを通じて全世界からの参加を呼びかける
    4. ホームステイで長期滞在し交流しながらモニュメントやアート制作
    5. 地元出身で各界で活躍している人やその人から繋がるネットワークを積極的に活用
    6. 参加希望多数の場合は、企画書、面接、ビデオ等で選考:「特別なもの」を

  7. 会場
    1. 街のみち会場(十三日町、三日町、八日町)
    2. 出会いと創造の広場(長根グラウンド、体育館)
    3. 響きと躍動の広場(公会堂前、ロータリー、三八城公園)
      ←ABC会場の循環バスを常時運行
    4. 食と文化の街道(各会場とそれを結ぶ道)
    5. インドア会場(公会堂、公民館、美術館、天聖寺:安藤昌益関連)

  8. 日程

    9〜10月の土曜・日曜(2日間)
    金曜夜は前夜祭(交流会+大講習会)

  9. 準備・組織
    1. 主催:実行委員会(市民+広域の各組織代表+外部メンバー)
    2. 共催:県、市、観光協会、商工会議所、etc.
    3. 後援:各種団体、マスコミ、etc.
    4. ボランティア、市民団体、保育園幼稚園、小中高大学
    5. インターネット:ホームページ、ネットワーク会議、iMode連絡網(スタッフ、一般)

  10. 予算
    1. 収入
      1. 県、市、協賛金、寄付、参加費、オリジナルグッズ販売
    2. 支出

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